
テクノロジー
TECHNOLOGY
テクノロジー
はじめに光触媒とは
光触媒は、二酸化チタンを主成分としたコーティング剤で、二酸化チタンを壁面や様々な製品の表面に塗布し、そこに光が当ると表面に酸化還元反応がおこり、空気の浄化やコーティング面の汚れ防止効果を発揮する技術です。
例えば、建物の外壁にコーティングすると、排気ガス(Nox)を分解し空気を浄化します。
また、雨だれなどの汚れを防止します。
室内の壁にコーティングすると、シックハウスの原因とされる有害物質(VOC)や様々な菌類(インフルエンザ、カビ、大腸菌、黄色ブドウ球菌、MRSA・・・)などを分解し無害なものにします。
本当に効果が必要なのは、光の届かないところでした。
抗菌
【使用例】 病院・飲食店・オフィス
菌を分解し、発生・増殖を抑える抗菌効果
消臭
【使用例】 トイレ・自動車・公共施設
臭いの元となる有機物を分解する消臭効果
防汚
【使用例】 街頭看板・建物外壁・ガラス窓
超親水性により、汚れにくい防汚効果
環境汚染防止
【使用例】 建物壁面・トンネル・高速道路
NOx(窒素酸化物)・SOx(硫黄酸化物)を除去して無害化
空気清浄
【使用例】 建築建材・家具・インテリア
ホルミアルデヒドなどの有毒ガスを分解
LP5は光のない場所でも24時間休みなく効果を発揮します。
従来の光触媒は、光が当たることで、化学反応が発生・促進されますが、光がなければほとんど効果を生じないと言うことになります。しかし本当に抗菌消臭効果が要求されるのは、光の当たらない場所・当たりにくい場所です。と言うことは、従来の光触媒だけでは充分な抗菌消臭効果を得られないことになります。
新チタン・コーティングは、安全無害な酸化チタン系を利用しながら、光のみを触媒としないため(暗いところでも酸化還元反応で金属を腐食させる原理、リン酸化合物と合成した複合触媒です。従来は、リン酸と合成できなかったが、超微粉砕技術で合成できたから、暗所でも機能します。)、暗室内でも効果を発揮できる画期的な溶剤です。また、光のある場所では光触媒効果も発生し、他社の光触媒と違い、生活空間の有害ガス等を分解する機能に抑えているためカーテン・クロス等の基盤を痛めません。
また、従来の光触媒は、常温では基材に付けることができないため、接着剤や加熱処理が必要でした。しかし、この新チタン・コーティングは、下地剤の新型チタン触媒がその役割を果たすため、接着剤の使用や加熱処理といった困難な工程は不要となり、外壁塗装面・プラスチック・ガラスや繊維など幅広い素材に適用できるようになりました。
LP5はここが違う
従来の光触媒
従来の光触媒は、画期的な発見ではありましたが、弱点も多く実用化が限られていました。
紫外線でしか反応しなかったので、主に屋外でしか使用できない。
接着剤を使用するため、酸化力が強く、基材やバインダーを傷めてしまい定着性に乏しい。
新チタン触媒技術
「暗所対応型・抗ウイルス新チタン・コーティング・テクノロジー」は、従来の光触媒とは違い、光のみを触媒としないため、暗室内でも効果を発揮します。
空気中の酸素・水分温度で反応し、室内などの暗所でも機能を発揮します。
接着剤を使用しなくても定着性が高く、長期間にわたり、効果を持続させます。